【清水】河井、元社員の横領事件も「結果に影響したと言われないよう、結束して戦う」
スポーツ報知
Ｊ１清水エスパルスは５日に鹿島と対戦（午後６時半・カシマ）する。４日は三保で調整。前日（３日）、元社員による売上金の着服が発表されたが、選手は試合に集中する考えを示した。
やるべきことは分かっている。ヤン・ヨンソン監督（５８）は「残念だが、我々はプロとして課せられた役割を果たすことに尽きる」。故障のＭＦ竹内に代わり主将マークを巻く副将のＭＦ河井も「僕らは現場でやることに集中するしかない。（事件が）結果に影響したと言われないよう、結束して戦う」と強調した。
河井はこの日が２９歳の誕生日。練習前の円陣で声出し役に指名されると、昨季故障に泣いたこと挙げ「サッカーができることに感謝している」と述べたという。「バースデーゴール？ チャンスがあれば。先制点を取れるまで我慢し、落ち着いて試合運びしたい」。Ｊ１で４年ぶり４連勝で嫌な空気を吹き飛ばす。（武藤 瑞基）
