【甲府】今季ワースト3連敗…12試合連続失点 J1復帰へ厳しい戦い続く

スポーツ報知
前半、一時同点となるゴールを決める曽根田(左)

◆明治安田生命J2リーグ第27節 甲府1―2福岡(4日・山梨中銀スタジアム)

 ヴァンフォーレ甲府はホームで福岡と対戦し、1―2で敗れた。これで今季ワーストとなるリーグ3連敗。直近6試合で1勝2引き分け3敗と調子の上がらなかった相手に白星を献上する痛い1敗となった。

 試合終了のホイッスルに、甲府イレブンがピッチに崩れ落ちた。厳しい結果に、上野展裕監督(52)は「(サポーターに)後押しをいただいたのに、勝利を届けることができず本当に申し訳ない」と話した。

 前半3分に福岡MF松田力(27)に先制され、早々と失点する苦しい立ち上がり。同6分にFW曽根田穣(23)が同点ゴールを挙げたが、同29分に再び松田にスーパーゴールを決められ2失点目。守備面では12試合連続失点となった。攻撃でもその後なかなか相手守備陣を崩せず。終盤は184センチのFW金園英学(29)に加えて、186センチのFWジネイ(34)と長身ストライカー2人を並べてパワープレーに出たが、決定力に欠けた。

 指揮官は「(失点場面は相手の)素晴らしいシュートだったが、もう一歩寄せることができたら精度を落とせたのではないかと思う。選手はよくやってくれているが、課題を洗い出し、巻き返せるように頑張りたい」と語ったが、J1復帰に向け厳しい戦いが続く。(三須 慶太)

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