【磐田】大井、後半ロスタイムV弾!112日ぶり本拠勝利

スポーツ報知
後半46分、逆転弾を決めた大井は右手を突き上げアピール

◆明治安田生命J1リーグ第20節 磐田3―2仙台(5日・ヤマハ)

 ともに後半ロスタイム弾による劇的決着となった。5月5日の柏戦以来勝ち星がなかったジュビロ磐田は、仙台に2度リードされながら、後半32分、FW中野誠也(23)のプロ初ゴールで同点。試合終了間際、DF大井健太郎(34)が左足で決め逆転勝ち。清水エスパルスは鹿島に0―1で完封負けを喫し、連勝は3でストップ。4試合ぶりの無得点に終わった。

 ゲーム主将DF大井が112日ぶりのホーム勝利に導いた。2―2の後半ロスタイム。大井がこぼれ球を左足でネットに突き刺した。前節・G大阪戦でも1点を追う試合終了間際に大井が同点弾。2戦連続の救世主は「長い間(勝ちを)待たせてすみません」と照れくさそうに笑った。

 1点を追う後半32分、新人FW中野がリーグ戦プロ初ゴールで同点に追いついた。DF新里が前節で左足などを負傷し、今季絶望。MF田口を初めてアンカーに置くシステムで臨んだが、前半23分に先制を許す。その後、布陣を変更して流れが変わった。名波浩監督(45)は「4バックに変えてすぐの5分間で良い流れになった。病室にいる新里を勇気づける勝ち点3をとれた」とうなずいた。チームは中断後5戦負けなしで9位に浮上した。(山田 豊)

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