【清水】4戦ぶり無得点で4年ぶり4連勝ならず

スポーツ報知
0―1の惜敗に肩を落とす清水イレブン

◆明治安田生命J1リーグ第20節 鹿島1―0清水(5日・カシマ)

 清水サポーターと鹿島サポーターの悲鳴が交錯した。後半ロスタイム、微妙な判定で献上したFKから、最後はDF西に押し込まれ痛恨の失点。J1では4年ぶりとなる4連勝への道は断たれた。ヤン・ヨンソン監督(58)は「選手は非常に努力したが、満足できない」と顔を紅潮させた。

 後半9分、DF黄錫鎬のスルーパスに抜けたFW北川がDFをかわして左足で狙うも左ポスト。同30分にはFWデュークの痛烈なシュートが右ポストにはじかれた。チーム全体で鹿島を上回る10本のシュートが実らず、「結果だけ見れば最後の質」と北川。指揮官も「不運があった」と嘆き節だ。

 結局、今季鹿島からは2試合で1点も奪えなかった。次は11日にアイスタで川崎戦。MF石毛は「どんな負け方をしても引きずってはいけない。また勢いを作り出したい」と気持ちを前に向けた。(武藤 瑞基)

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