【川崎】193センチのブラジル人司令塔カイオ・セサルを獲得

スポーツ報知

 J1川崎がブラジル3部のトンベンセからブラジル人MFカイオ・セサル(23)を獲得することが6日、分かった。複数の関係者が明かした。世代別代表の経験はないが、身長190センチを超える長身MFで、トップ下や左サイドを主戦場とするゲームメーカー。7日の練習から合流する予定で、今週中に選手登録する。

 川崎はロシアW杯の中断期間中にFW大久保嘉人がJ1磐田へ、MFエドゥアルドネットがJ1名古屋へ完全移籍。今月17日の移籍登録期限前に獲得を決めた模様だ。

 長身ながら足元の技術は抜群。スルーパスはもちろん、自らがパスを出した後に前線へ飛び出していく動きも秀逸。ボール支配率を高めて多彩な攻撃を繰り広げる川崎のスタイルにも合う。今夏唯一の獲得選手となる見込みで、23歳と若いため伸びしろにも期待できる。消化試合が1試合少ない現時点で、首位の広島を勝ち点9差で追うチームの“秘密兵器”として期待ができそうだ。

 ◆カイオ・セサル(本名、カイオ・セサル・ダ・シルバ・シルベイラ)1995年7月27日、ブラジル・サンパウロ州生まれ。23歳。ビラノバの下部組織で育ち、2014年にトップデビュー。15年に1部のアヴァイ、18年から3部のトンベンセに移籍した。今季は背番号10をつけ、リーグ戦14試合3得点。193センチ、76キロ。

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