【神戸】カタール代表DFヤセルが加入 先発の半数以上が外国人選手になる可能性も

スポーツ報知

 神戸は8日、カタール代表DFアフメド・ヤセル(24)を獲得したことを発表した。カタール1部リーグのアル・ドゥハイルから今季終了までの期限付き移籍で、この日の神戸市内で行われた練習からチームに合流。「イニエスタやポドルスキというビッグプレーヤーもいて、これからどんどん大きくなるこのクラブに魅力を感じた」と神戸を選んだ理由を語った。

 スピードが武器のセンターバックで、左サイドバックとしてもプレー可能なヤセルはカタール人として初のJリーグ入り。カタールがJリーグの提携国に当たるため、外国籍選手としては扱われない。そのため、1試合3人プラスアジア枠1人と定められているJリーグ規定には触れず、提携国枠として日本人と同じ条件で起用することができる。

 これで神戸にはスペイン人MFイニエスタ、ドイツ人FWポドルスキ、ブラジル人のFWウェリントン(以上外国籍選手)、韓国人GK金(アジア枠)、タイ人DFティーラトン(提携国枠)と6人の外国人選手が所属。ルール上は、全員を同時にピッチに立たせることもできる。先発11人のうち、半数以上が外国人という〝多国籍軍〟となる可能性もでてきた。吉田監督は「通訳で1チームできるんじゃないかと。でもサッカーは世界共通。ボールがあればコミュニケーションをとれる」と語っていた。

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