【清水】河井&白崎、雪辱へ“憲剛封じ”「厳しく行きます」

スポーツ報知
アップ中、軽快な動きを見せる白崎

 J1清水エスパルスのMF河井陽介(29)とMF白崎凌兵(25)が9日、“憲剛封じ”を誓った。この日は11日の川崎戦(アイスタ)に向け調整。ボランチコンビを軸に、前回敵地で大敗(0―3)したリベンジに挑む。

 5月20日、等々力での一戦は点差、内容とも今季ワースト。特に元日本代表MF中村に好き放題やられ2得点を許した。白崎は「特に前半は歯が立たなかった」と振り返りつつ「もっと前から(プレスに)行った方がいい。声掛けしながら我慢強く守備したい」と表情を引き締めた。

 河井は前回、GK六反からのパスを受けた際に憲剛にボールをさらわれ、決定的な3点目を献上。今回、同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。「キーになる選手なので自由にさせてはいけない。基本、僕とシラで見ることになると思うけど、ボールを持った時には厳しく行きます」と百戦錬磨のベテランを封じる構えだ。

 2人はW杯によるリーグ中断明けからボランチでコンビを結成。白崎は直近4試合中3試合でチームトップの走行距離を記録するなど豊富な運動量を誇り、河井は冷静な頭脳でバランスを取っている。白崎が「お互いに気を使えてやりやすい」と語る同期入団コンビが中盤を制圧する。(武藤 瑞基)

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