【川崎】オレンジキラーの小林が同点弾! 対清水6点目「狙い通り」

スポーツ報知

◆明治安田生命J1リーグ第21節 清水1-2川崎(11日・アイスタ)

 オレンジキラーがゴールを仕留めた。0―1で迎えた前半32分だ。左からMF中村が右にサイドチェンジすると、DFエウシーニョが右クロス。中央でFW小林が頭で合わせると、清水GK六反の右手をはじき飛ばして、ゴールネットを揺らした。「エウソン(エウシーニョ)に入ったときに来ると思った。狙い通りだった」。2戦連続ゴールで試合を振り出しに戻した。

 これでJ1通算87点目。対戦相手別で最も得点が多いのが大宮で8、次が新潟の6。そこに清水戦の得点も並んだ。上位3つすべてクラブカラーがオレンジのチーム。オレンジキラーはやはりこの一戦でも止まらなかった。

 前半開始50秒で、MF中村からスルーパスが出て、独走。GKと1対1になったが、「ループを打とうか迷って、中途半端になってしまった」とチャンスを逃した。そのミスを帳消しにする一発だった。

 後半19分にはMF大島の決勝点をアシスト。「阿部ちゃんからメッセージつきのパスが出てイメージが一致した。流れるような得点だった」と笑顔を見せた。7月以降5戦5発。昨季も7、8月で9戦8発とゴールを量産した。背番号11は現在好調をキープしている。

 きっちりと勝ち点3を積み重ね、首位の広島をまだ追える位置にいる。「1つひとつ戦って、勝ち点3をつみかさねていくことが優勝につながる」。逆転での連覇へエースの活躍が今後もカギになる。

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