【金沢】FW清原「もの足りない」先制弾も逆転負けで連勝ならず
スポーツ報知
◆明治安田生命Jリーグ J2第28節 金沢1―2甲府(11日・石川県西部緑地公園陸上競技場)
ツエーゲン金沢は、ヴァンフォーレ甲府に1―2で逆転負け。今季2度目の連勝はならなかった。4試合ぶりの黒星となり、順位は13位から暫定14位に後退した。
前半5分には、FW清原翔平(31)が自らドリブルで持ち込み、左足で豪快に先制弾。試合前には、7月25日のホーム・横浜C戦(0△0)で達成したJ2リーグ戦通算100試合出場の記念セレモニーが行われた。長男を抱いてピッチに立ち、夫人から花束を贈られ、祝福ムードさめやらぬ内に結果を残した。
しかし、チームは前半17分に甲府FW金園英学(29)、その4分後には甲府FW堀米勇輝(25)に得点を許し、逆転された。反撃を試みるも、最後まで甲府の堅守を崩せず試合終了。柳下正明監督(58)は「守備で誰が誰をマークする、というのができていないところでやられてしまった。役割ができるようになってからは落ち着いていたが…」と、短時間での2失点を悔やんだ。
自身今季17試合ぶりの3点目となった清原も、勝利に結び付かず「もっと取れるところもあったし、アシストできるチャンスもあった。まだまだもの足りない」と振り返った。
次戦も18日にホームで岡山と対戦する(19時、石川西部)。現在9勝9分け10敗の勝ち点36だが、ホームでは2勝5分け6敗と苦戦している。清原は「(ホームのサポーターに)いい雰囲気を作ってもらっているので、もっと僕たちが結果を出さないと。しっかり準備して勝ち点3を取れるようにやっていきたい」と、決意を新たにしていた。