【川崎】シュート25本も鳥栖とスコアレスドロー…F東京敗れ、得失点差で2位浮上

スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ第22節 川崎0―0鳥栖(15日、等々力陸上競技場)

 今季最多の25本のシュートもネットを揺らすことはできなかった。前半41分。MF大島からのパスをMF阿部が合わせたが、相手GKに阻まれた。後半15分には左サイドのMF阿部からのクロスをFW小林が頭で合わせたがゴール右へ。同35分にはFW小林が抜け出して右足シュートも相手GKの右手にストップされた。後半終了間際にもMF斎藤、FW知念がチャンスを迎えたが、得点は奪えなかった。

 試合後の監督会見で、鬼木達監督(44)は「勝ち点3を取れなかった。得点を取れなかったのが悔しい。今日のゲームは決めるところに尽きる。勝ち点3が欲しかった」と悔やんだ。相手のシュートはわずか2本に抑え、チーム新となるホーム4戦連続無失点は達成。首位の広島、2位のF東京もともに勝ち点3を奪えず、勝ち点差を一気に縮めるチャンスだったが…。FW小林も「今日は本当に勝ちたかった。残念」と話した。それでもF東京が柏に敗れたため、勝ち点40とし、得失点差で2位に浮上した。

 19日は首位の広島との直接対決。そこで勝ち点差を縮めれば、まだ逆転での連覇も見えてくる。

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