【神戸】イニエスタ、2戦連発!強烈ミドル!

2018年8月16日6時5分  スポーツ報知

 ◆明治安田生命J1リーグ第22節 神戸1-1広島(15日・ノエビアスタジアム神戸)

 神戸に新加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が、広島戦で2戦連続となるゴールを決めた。前半17分にFWポドルスキからパスを受け取ると、ドリブルで自ら切り込んでミドルシュート。チームは首位相手に1―1で引き分けた。浦和はFWファブリシオ(28)の3得点などで磐田に快勝。川崎は鳥栖と引き分け、柏に敗れたF東京と入れ替わって2位に上がった。C大阪は8試合ぶりの勝利。

 右足からボールが離れた瞬間、神戸MFイニエスタはゴールを確信したかのように拳を突き上げた。先制された直後の前半17分。ペナルティーエリアの外でFWポドルスキからボールを受け取ると、相手DFと対峙(たいじ)していったん停止。次の瞬間にドリブルで右に動きながら抜き去ると、さらにもう1人をかわして右足を鋭く振り抜いた。「ゴールで貢献できたことは喜んでいる。これからも積み重なっていけばいい」。左隅のネットに突き刺すと、満員のスタンドからは地響きに近い声援が起きた。

 来日初ゴールを決めた11日の磐田戦から2戦連発だ。「こんなに取ってくれるとは…」と吉田孝行監督(41)。バルセロナ(スペイン)時代の昨季はリーグ1得点。希代のFWメッシがおり、正確なボールタッチやパスで演出役に徹していたとは言え、在籍16季でリーグ2得点以上は8季のみ。本人も「確かに普通のことではない」と少し驚きの表情を浮かべた。

 家族を迎えに行くため、今月初めにスペインに一時帰国した。本来は一緒に来日する予定だったが、ロシアW杯後「早くチームとともに戦いたい」と休暇を削って単身で来日。2試合に出場したために必要になった一時帰国だった。チームのためにという献身的な姿勢の表れだった。

 前節の試合後には「次は1位との試合」と意気込んでいた首位・広島との一戦。再び“W杯優勝コンビ”で勝ち点1をたぐり寄せたが、後半は無得点で「勝ち点3を取れなかったことは残念」とも。ただ「コンディションはいい。これからもどんどん良くなっていくんじゃないか」。新たな仲間と息も合ってきた“魔法使い”。これからチームにさらなるマジックをかける。(筒井 琴美)

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