【川崎】新加入発表のブラジル人MFカイオセザール「ブラジルでもすしを食べていた」

スポーツ報知
練習でも軽快な動きを見せたMFカイオセザール(左)、完全移籍での獲得が発表された

 J1川崎は17日、ブラジル人MFカイオセザール(23)をブラジル3部のトンベンセから完全移籍で獲得したと発表した。契約期間は8月7日から来年1月1日まで。背番号は44に決まった。この日の練習後に対応したカイオは「すごくうれしく思います。正式に発表されるのを待っていた」と話した。

 193センチの長身ながら、足元の技術が高く、巧みなスルーパスに加え、前線への飛び出しも魅力のブラジル人。本人はボランチでのプレーを望んでいる。今夏に名古屋に移籍したMFエドゥアルド・ネットにも連絡し、「フロンターレは素晴らしいクラブだ」と言われたという。

 生活の面では「(日本では)安全な生活ができる」と話した。ブラジルでは夜に外出できないなど治安面で心配があったという。食事では「ブラジルでもすしを食べてましたし、奥さんも日本食は好き」と問題ないが、納豆はダメだという。ブラジルでは「ブラジル人は(すしを)ブラジル風に変えてしまう。イチゴ巻だったりとかある」と、果物のイチゴをすしにしたものがあると話した。

 15日の鳥栖戦もスタンドから観戦。「素晴らしかった。90分近くコントロールしていた」とチームのサッカーにも魅力を感じている。「まずは初出場を目指して頑張っていきたい」。ブラジル国外に出たのは今回が初めてという23歳。ブラジル人MFの日本での挑戦が始まる。

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