【横浜M】中沢温存も実らず…今季4度目の2連敗で15位に後退
スポーツ報知
◆明治安田生命J1リーグ第23節 鹿島1―0横浜M(19日・カシマスタジアム)
横浜Mは敵地で鹿島に0―1の完封負け。今季4度目の2連敗を喫した。F東京から新加入したMF久保建英はベンチ入りしたが、出番なしに終わった。
アンジェ・ポステコグルー監督は、フィールドプレーヤー歴代最多の199試合連続出場、178試合連続フルタイム出場中だった元日本代表DF中沢佑二をベンチ外に。「彼はロボットではなく、人間」と気遣った。新加入のDFチアゴ・マルチンスを起用したが、3バックを組んだ栗原、ドゥシャンと言葉の壁を感じさせる場面も。
後半4分、栗原のクリアが相手MFに渡り、そのまま先制点を献上。1点ビハインド後は、ビエイラ、イッペイを同時投入するなど打開を試みたが、最後まで決定機を生かせなかった。
試合後、ピッチ上で円陣を組んだ指揮官は「ラストプレーまで力を出し尽くした選手たちを誇りに感じる」と話したが、15位に後退。リーグ優勝3度を誇る名門が苦しんでいる。