元日本代表MF福西氏が南葛SCで現役復帰。キャプ翼作者から熱烈オファー

スポーツ報知
現役時代の福西崇史氏

 サッカーの元日本代表MFで、解説者を務める福西崇史氏(41)が、Jリーグ加入を目指す東京都1部リーグの南葛SCで現役復帰することが22日、発表された。

 2002年日韓、06年ドイツと2大会連続W杯に出場した同氏はJ1東京Vで引退した2008年以来、10年ぶりの復帰となる。人気サッカー漫画「キャプテン翼」に登場する架空のチームに名前を使った南葛飾SCは東京・葛飾区がホームで、漫画の作者・高橋陽一氏(58)が後援会会長を務める。

 福西氏はクラブの公式サイトに以下のコメントを発表した。

 「このたび、現役復帰し、南葛SCの一員としてプレーすることになりました。

 このような形での現役復帰を決断したのにはいくつかの理由があります。まずは、南葛SCに深く関わられている高橋陽一先生から熱烈なオファーをいただいたこと。多くのサッカー選手と同じく、『キャプテン翼』を読んでサッカーにハマった自分としては、“リアル南葛SC”でプレーできるということが、本当にうれしいです。加えて、Jリーグを本気で目指している南葛SCのプロジェクトにも賛同させてもらい、自分の力が少しでも役に立てるならばと感じました。

また、近い将来、Jリーグの監督として指揮を取ることを目指している自分としては、違うカテゴリーとはいえ、現場の空気を吸い、真剣勝負の場に身を置くことは大きなプラスになると考えています。

 10年ぶりのピッチ復帰ということで、もちろん、当時のようにはプレーできませんが、やるからにはチームの役に立てるよう、しっかりと身体を作って臨むつもりです。南葛SCが関東リーグ昇格という目標を果たせるように全力で取り組みたいと思います」

 福西氏は磐田、FC東京、東京VでJ1通算349試合出場で62得点。日本代表で国際Aマッチ64試合7得点を記録している。

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