【磐田】U18にダブル「鈴木カイト」がサイドバック…「チビ」の海仁「デカ」の海音

スポーツ報知
鈴木海仁(左)と海音の“同姓同名”両サイドバックが後半戦に巻き返す

 高円宮杯U―18プレミアリーグEASTが25日に再開する。ジュビロ磐田U―18は26日に柏U―18と、ゆめりあで対戦する。鈴木海仁(3年)と鈴木海音(1年)の“同姓同名”DFはサイドバック(SB)を形成。現在8位のチームを残留に導く。

 “スズキカイト”が救世主となる。168センチの左SB海仁は「チビ」、183センチの右SB海音は「デカ」と呼ばれる。後輩の海音は「最初は同じ名前の先輩がいて、不思議な感じでした」と振り返る。

 海仁は昨冬のプレミア初昇格に貢献するも、開幕前の欧州遠征で左足首靱帯損傷。6月24日の第6節・青森山田戦(1●6)で先発復帰した。世登泰二監督(51)は「運動量があるがんばり屋さん。守備判断もよくなった」と成長を実感する。

 一方、開幕の柏戦(4月7日、0●2)に新人ながら先発した海音は、夏にU―16日本代表に選出。元々センターバックだったが、将来を見据え4月にSB転向。「対人に自信があります」と話す。

 現在3勝6敗で10チーム中8位。下位2チームはプリンスへ自動降格。「前半戦に学んだことを出したい」と海音。快刀乱麻の活躍で残留に導く。

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