【磐田】DF藤田、大久保と初の同時先発 攻守引っ張る!

スポーツ報知
セットプレー練習をする(右から)大久保、田口、川又、藤田、大井

 J1ジュビロ磐田はきょう24日、鹿島と対戦(カシマ・午後7時)する。DF藤田義明(35)が昨年9月23日の本拠・大宮戦以来の先発が決まった。FW大久保嘉人(36)と初の同時先発。1982年度生まれでDFとFWのチーム最年長でもある2人が攻守を牽引する。

 鹿島灘の海風が藤田の背中を押していた。23日、茨城県内でのセットプレー練習。藤田は主力組に入り、仮想鹿島のFKに思い切りジャンプ。「試合のために毎日準備してきた。鹿島の質は高く、少しのミスでも食われる。集中する」と燃えている。

 今季初出場は前節・柏戦(8・19、2〇0)の後半34分。昨季も先発は2戦。「スタンドから感じたDFの良さを出したい」。名波浩監督(45)も「センターバックの長老でリーダー。酸いも甘いも知っている」と託す。

 同級生との先発。藤田も「(大久保は)高卒でJに入り、ずっと上の存在だった。自分も負けないように頑張りたい」。川崎所属時の4月21日、鹿島戦で得点した大久保は「磐田に来るまで(藤田と)接点はなかった。試合は良いイメージをもって入りたい」。義明&嘉人の“よしよし”コンビが二重丸の活躍を誓った。(山田 豊)

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