【G大阪】残留争いの大一番・鳥栖戦へ…宮本監督トーレス対策は「リスペクトしすぎない」

スポーツ報知
G大阪・宮本監督

 17位とJ2降格圏に低迷するG大阪は、26日に勝ち点1差の16位・鳥栖戦(ベアスタ)を迎える。15日、チームは大阪・吹田市内で調整。宮本恒靖監督(41)は「この試合の意味はわかっている」とJ1残留争いの大一番に向け、選手たちの奮起を期待した。

 注目は鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンドトーレスと、元日本代表FW金崎の強力2トップを、G大阪守備陣がいかにして封じるか。22日の天皇杯・神戸戦で来日初ゴールを上げたトーレスに対し、宮本監督は「サイズもあるし、アスリート能力は高い。トップレベルでやってきた経験もある」と警戒。しかしその一方で「リスペクトしすぎないことが大事」を語り、まだリーグ戦では無得点の“神の子”に対し、守備陣には自信を持って対応することを望んだ。

 また元日本代表MF遠藤はトーレスを「エリア内での得点感覚がある選手。スピードもまだまだある。リスクマネジメントはしっかりしたい」と警戒。またここ5試合、すべて先制しながら1勝2分け2敗と勝ち点を伸ばせていない現状に「もし(点を)取られても、強く気持ちを持つことが重要。追いつかれたときも、まだ同点だ、というぐらいでやりたい」と語り、チームを取り巻く重い空気を、勝利で払拭することを誓っていた。

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