【大宮】「北区デー」で区民108人が華麗な舞いを披露…試合は4―4の撃ち合いドロー

スポーツ報知
山口戦前のピッチでよさこいソーラン踊りを披露したさいたま市北区の区民や職員たち

 明治安田生命J2リーグ第30節の大宮―山口戦が26日、NACK5スタジアム大宮で開催された。この日は通算7回目の「北区デー」。区民や職員計108人(子ども42人)で結成された「北区OH!まつり戦隊オドルンジャー」が試合前にホーム側のピッチでゴール裏の大宮サポーターに向けてよさこいソーラン踊りを披露した。

 新井嘉(ただし)区長もピッチで華麗な踊りを披露。この日のために7月6日から週2回、午後6時半から8時まで90分踊りの練習を続けてきた。練習も回を増すごとに人が増え、時間を何回かに分けて練習するなどして、「北区デー」に備えてきた。

 新井区長は「毎年踊らせていただいている。とても楽しいです。区民、職員が一緒になって踊っています。自分も楽しみにやっています」と笑顔だった。この日リハーサルを行った午後4時半はさいたま市は気温38・7度の猛暑。夕方6時の踊りを披露する際にはやや気温は下がったが、それでも蒸し暑い中、精いっぱい踊りきった。「サポーターを前にして踊るのは楽しみでした。なかなかこうやって踊る機会はないですから」と区長も充実感を漂わせた。

 この日は両チーム通じて8得点が入るスリリングな展開。4―4の引き分けだったが、「やっぱり(大宮に)J1に勝ち進んでいただいて、J1でも上位を目指してやっていただきたい」と新井区長は大宮にエールを送っていた。

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