【Ｇ大阪】宮本監督就任後初の連敗。自動残留１５位と勝ち点差５に

◆明治安田生命Ｊ１リーグ第２４節　鳥栖３―０Ｇ大阪（２６日・ベアスタ）

　１７位のＧ大阪は１６位・鳥栖に０―３と敗れ、宮本恒靖監督（４１）が就任後、初の連敗を喫した。後半３分、鳥栖ＦＷフェルナンドトーレスの落としから、ＦＷ小野が放ったシュートがＤＦに当たり、コースが変わってゴールへ。さらに同１４分には鳥栖の元日本代表ＦＷ金崎に移籍後初ゴールを献上。さらに同４１分にはトーレスにもＪ１初ゴールを決められ、宮本監督は「３失点は分析しないと」と厳しい表情を浮かべた。

　この日は両サイドバックにＤＦ米倉、藤春と攻撃的な選手を置き、前３試合は右サイドバックに入っていたＤＦ三浦を本来のセンターバックに戻した。前半は０―０と狙い通りの展開だったが、後半に不運な失点からペースを乱すと、立て直すことはできなかった。これで自動残留の１５位・横浜Ｍとの勝ち点差は５。１２年以来２度目となるＪ２降格が、いよいよ現実味を帯びてきた。