【仙台】今季11得点の西村拓真、CSKAモスクワへ移籍濃厚

スポーツ報知
CSKAモスクワへの移籍が濃厚な西村

 仙台のFW西村拓真(21)が、かつて元日本代表MF本田圭佑(32)=メルボルンV=も所属したロシアの強豪・CSKAモスクワへの移籍が濃厚であることが26日までに分かった。現在両クラブ間で交渉が進んでおり、数日中に合意する見込み。西村は、メディカルチェックのため、ドイツに渡り、9月1日に一時帰国する予定だ。

 プロ4年目の今季はリーグ戦24試合に出場し、チームトップの11得点。得点ランキングは4位タイで川崎・FW小林悠(30)と並んで日本人トップにつけていた。

 西村は、入団時から、日本代表入り、海外のビッククラブでプレーする夢を話しており、今季も、「サッカーを始めたのもそういう夢がきっかけ。昔とその思いは変わらない。もっと上に、上に行きたい。」と飽くなき向上心を見せていた。

 過去3シーズンのリーグ戦総得点数は3得点だったが、4年目の今季は11得点。爆発的に数字を伸ばした。チーム内でも誰もが認める練習の虫で、ストイックに己を磨いてきた。「自分はうまい選手じゃない。日々成長するためには人よりやらなきゃいけない」と話し、黙々と練習に励んできた西村。努力の証しは、結果で証明してきた。次のステージでもさらなる進化が期待される。

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