【鳥栖】運営会社幹部がわいせつ容疑で逮捕 トーレス加入で低迷脱出兆しも…

スポーツ報知
フェルナンド・トーレスの加入で盛り上がる鳥栖だが…

 モデルの勧誘を装って女性の胸を触ったとして、福岡県警博多署は28日、準強制わいせつの疑いで、サッカーJリーグ1部「サガン鳥栖」の運営会社幹部・佐藤基彦容疑者(34)を逮捕した。逮捕容疑は6月21日午後10時55分ごろ、福岡市博多区の公園で「モデル体形か確認する」などと言って同市の女性(24)の胸などを触った疑い。佐藤容疑者は「私がやったことだと思う」と容疑を認めている。

 署によると、佐藤容疑者が帰宅途中の女性に「モデルに興味ありませんか」などと路上で声を掛け、公園に誘い込んだ。博多区内では6月、同様の被害が他に1件あり、県警が関連を調べている。

 運営会社サガン・ドリームスの竹原稔社長は28日午後、佐賀県鳥栖市で記者会見し「信頼を失墜させた。被害者の女性には改めておわび申し上げたい。私の責任です」と謝罪した。同社によると、佐藤容疑者は昨年9月から事業部長としてイベントの企画や運営を担当していた。

 鳥栖は1997年に創設され、12年にJ1昇格。今夏には、サッカー界のスーパースターでもある元スペイン代表FWフェルナンドトーレス(34)が加入した。26日にトーレスのリーグ戦初ゴールでG大阪に勝利。順位こそJ1降格プレーオフ圏内の16位ながら、低迷脱出へ光が見えた矢先の出来事だった。

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