【甲府】金園“誕生日弾”で勝つ「30歳オッサンですよ」

スポーツ報知
ボールを追う金園(左)(右は小塚)

 J2ヴァンフォーレ甲府のFW金園英学(30)が、暫定首位との一戦で“バースデー弾”を狙う。チームは31日、ホームでの町田戦(1日・中銀スタ)に向け中央市内で最終調整。金園は3トップの中央での先発出場が濃厚となった。

 町田戦は金園にとって30歳の誕生日というメモリアルな日になる。背番号17は「もう30歳ですからね。オッサンですよ」と照れたが、「ゴールと勝利。あとはいらない。どんな形でもいいから、まずは先制点を取りたい」。自身にとってはプロ初となるバースデー弾に闘志を燃やした。

 過去2シーズンはノーゴールと苦しんでいたが、今季はリーグ戦でチーム2位の6得点を挙げ、ルヴァン杯でも3ゴール。かつては日本代表合宿にも招集されたストライカーが、復調のきざしを見せる。それでも「外しているのも多い。みんなそういう印象を持っていると思う。1試合2点を取りたいと思ってやっている」と貪欲に話した。

 前節の敵地・京都戦では終了間際に金園がPKを決めてドローに持ち込んだが、最近は2試合勝利から見放され暫定15位に沈んでいる。「順位的にもまずい。何としても勝ち点3を取りたい」と金園。ホームでは7月21日の熊本戦(3〇2)以来の白星を挙げ、悪い流れを止める。(三須 慶太)

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