【仙台】“バットマン永戸”鼻骨折なんの!強行出場だ
スポーツ報知

ベガルタ仙台は、1日のホーム・清水戦(午後7時、ユアスタ)に向けて仙台市・紫山サッカー場で最終調整。報道陣にのみ冒頭の15分を公開した。日本代表に選ばれたGKシュミット・ダニエル(26)は、「しっかりホームで勝って代表に向けて弾みをつける」と気合十分。国際親善試合(7日・チリ戦、11日・コスタリカ戦)に向けて、念願の日本代表入りに対する熱い思いも口にした。
“バットマン永戸”がピッチを駆ける。DF永戸勝也(23)は29日の練習で鼻骨骨折も、清水戦は強行出場する。途中出場が濃厚な永戸はこの日の練習で黒のフェースガードをつけて登場し、「プレーには全然問題ないです。鼻でラッキーでした」と笑い飛ばした。
ウォーミングアップ中にMF野津田岳人(24)の肩が鼻に当たり、不運の骨折。「あまり気にしてなかったんですが、一応病院に行ったら、折れてました」。1日の試合前には、自分の顔に合わせて作られたオリジナルのフェースガードを受け取る予定だ。
この日は、今季チームトップの11得点を挙げていたFW西村拓真(21)が、ロシアの強豪・CSKAモスクワへの完全移籍が決定。今季22試合出場で3アシストも無得点の永戸は、「西村の分も点を取れるように頑張ります」。バットマンがプロ初ゴールで勝利を運ぶ。(泰)