【磐田】俊輔&大久保、南ア以来2996日ぶり共演あるぞ

スポーツ報知
居残りFK練習をする中村と名波監督(右)

 J1ジュビロ磐田MF中村俊輔(40)がきょう1日の名古屋戦(ヤマハ・午後7時)でスーパーサブとしてベンチ入りする。FW大久保嘉人(36)と同時出場すれば公式戦では日本代表時代の10年南アW杯オランダ戦以来のホットライン再結成。6連勝中の名古屋を止める。

 俊輔と大久保のホットラインが2996日ぶりに再結成される。31日の磐田市内での約1時間の全体練習後、俊輔は名波浩監督(45)の前で恒例の居残りFK練習。ベンチで出場機会を待つが「名古屋は6連勝していて勢いがある。挑戦者として戦う。準備はできている」と決意。6月9日のルヴァン杯プレーオフ第2戦G大阪戦後、右足を手術。当初の予定より復帰が約1か月遅れただけに燃えていた。

 2戦連発中の大久保も“共演”を心待ちにする。俊輔とは対照的に、恒例の居残りシュート練習を回避。「俊さんがいると“タメ”がつくれる。落ち着いてプレーできる」。初共演の03年6月のパラグアイ戦(埼玉)から27度目の同時出場で3年ぶりのリーグ戦3戦連発を目指す。

 俊輔はW杯南ア大会後、代表引退。大久保は13年に川崎へ移籍し、3年連続得点王となり飛翔した。名波浩監督(45)も「まだお互い把握しきってないところもある。3~5試合見る必要がある」と話すが、期待の大きさも伺わせる。円熟味を増した俊輔と進化を遂げた大久保。遠州で、Jを揺るがす化学反応を起こす。(山田 豊)

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