【磐田】俊輔と大久保2996日ぶりに共演も今季ワーストの6失点大敗

スポーツ報知
磐田・中村

◆明治安田生命J1リーグ第25節 磐田1―6名古屋(1日・ヤマハ)

 磐田MF中村俊輔(40)とFW大久保嘉人(36)が南アW杯オランダ戦以来2996日ぶりに共演。チームは今季ワーストの6失点を喫し、名古屋に敗れ7連勝を許した。だが、2つの巨星の同時出場で光がみえた。

 後半33分だ。背番号10が小走りでピッチに入る。公式戦出場は6月9日のルヴァン杯プレーオフG大阪戦(2●3)以来。直後に右足を手術。復帰が予定より約1か月遅れた。6点を追う後半39分にはスライディングでボール奪取し、カウンターにつなげた。試合終了間際にはDF大井に絶妙なタイミングでスルーパス。走り込んだ大井が決め、アシストした。

 大久保との共演は南アW杯以来。後半終了間際に俊輔のクロスを大久保が頭でFW川又にパスした。得点には繋がらなかったが大久保は俊輔について問われると「ボールが落ち着くし、中でも崩せる。(俊輔の復帰は)次に繋がる」と手応え。名波浩監督(45)は「目標の5位以内から残留争いに下方修正しないといけない」と話した。だが、南ア以来離ればなれだった2つの巨星がついに遠州で8年ぶりに結びついた。

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