【金沢】ホーム3連敗…CK14対1で圧倒も無得点 サポーター「自信持て!」

スポーツ報知
ホーム3連敗となり、サポーターの温かい声援をバックに引き揚げる金沢イレブン

◆明治安田生命Jリーグ J2第31節 金沢0―1東京V(1日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 ツエーゲン金沢は東京ヴェルディに0―1で完封負けを喫し、ホームでは3連敗、6戦勝ちなし(3分け3敗)となった。順位は14位のまま。

 前半から相手ゴールに畳み掛けて攻撃し、押し込んだ。CKの数は14対1と圧倒。MF藤村慶太(24)が精度の高いキックを放つも、東京Vの守備陣にはね返され、最後まで1点が遠かった。

 守備陣もプロ初先発のルーキーDF山本義道(のりみち、23)=びわこ成蹊スポーツ大=らが体を張ったが、後半21分、マークが離れたスキを突かれ、東京VのFWドウグラス・ヴィエイラ(30)に先制の左足弾を許すと、これが致命傷になってしまった。

 柳下正明監督(58)は、「勝ち点3を取るには、ゴールを取らないといけない。それが一番大事。トレーニングしていくしかない。相手を崩すことはできている。あとはフィニッシュの精度」と振り返った。

 ホームでは6月16日の栃木戦(2〇0)を最後に2か月以上も白星から遠ざかっている。今季10勝のうち、ホームはわずか2勝。それでも、内容では決して負けていないイレブンに対し、スタンドに3832人が詰めかけた金沢のサポーターからは「自信を持て!」と温かい声援が飛んでいた。

 次戦は8日のアウェー・京都戦(19時、西京極)。今季8勝4分け4敗と、好相性の敵地で勝つ。

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