【磐田】俊輔、3か月ぶり出場も今季最悪6失点…大久保とはW杯南ア大会以来の同時出場

スポーツ報知
敗戦後、整列する中村〈10〉と大久保(左、中央は上原)

◆明治安田生命J1リーグ第25節 磐田1―6名古屋(1日・ヤマハ)

 ジュビロ磐田は今季ワースト6失点で名古屋に大敗。09年5月に勝って以来13戦勝ちなしとなった。またMF中村俊輔(40)が、リーグ戦では約3か月半ぶりにピッチに立った。

 秋の夜風が身にしみた。1万3647人が詰めかけたヤマハで、今季ワーストで、クラブワーストタイの6失点。前半12分、名古屋DF金井に名波浩監督(45)も「完璧だった」といわしめるゴールを決められ先制を許し、0―1で折り返した。

 「前半は妥当」と指揮官が振り返ったように内容に見劣りはなかったが、09年以来勝利がなく、6連勝中の名古屋は勢いが違った。「川又から大井の決定的なシーンから、すぐに失点。普段起こらないようなシーンも起きた」と名波監督は悔しがった。

 光はMF中村が後半33分にピッチに立ったこと。試合終了間際にDF大井のゴールをアシスト。W杯南ア大会オランダ戦以来2996日ぶりに同時出場したFW大久保は「ボールが落ち着くし、中も崩せる。(俊輔の復活は)次につながる」。次節、14日のC大阪戦までに立て直す。(山田 豊)

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