金沢伏見3連覇 服部2発 北信越で「まず1勝」…高校女子サッカー石川大会

スポーツ報知
3連覇を達成し、笑顔を見せる金沢伏見イレブン

◇全日本高校女子サッカー選手権石川県大会▽決勝 金沢伏見2―0星稜(2日、金沢市民サッカー場)

 金沢伏見が2―0で星稜に完封勝利を収め、3年連続4度目の優勝を飾った。

 FW服部祐奈(2年)が、スピードを生かして試合開始から相手ゴールに迫り、後半6分に先制ヘッド。同30分にはペナルティーエリア手前から豪快に右足ミドルを決め、2得点で優勝に貢献した。

 「うれしいです。今日は点を取れる気しかしなかった」と服部。昨年も1年生ながら決勝で先制ゴールを決めた。日頃からコーンを相手DFに見立ててシュート練習に励み、地元のJ2ツエーゲン金沢FW佐藤洸一(31)のプレーを参考に、ゴールへのイメージを膨らませてきた。

 県3連覇を達成し、山口和人監督(32)は「選手たちには試合前に『気持ちが強い方が勝つ』と声をかけた。選手たちが本当に頑張ってくれた。先輩たちの思いも背負って戦ってくれたと思います」と、イレブンをたたえた。

 チームは石川代表として、北信越大会(10月13日開幕、新潟・長岡ニュータウンサッカー場)に5年連続で出場する。4年連続初戦敗退と苦戦しているが、主将のDF下田彩月(あづき、3年)は「まだまだ技術が足りないと思うけど、あと1か月近くしっかり練習する。まず北信越で1勝して、目標の全国出場に近づきたい」と言葉に力を込めた。

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