【甲府】湯沢、町田戦の一発退場を反省「本当に迷惑をかけた」

スポーツ報知
パスを出す湯沢(後方は上野監督)

 J2ヴァンフォーレ甲府のDF湯沢聖人(24)が、一発退場からの巻き返しを誓った。

 チームは2日、中央市内で調整。湯沢は1日のホーム・町田戦(0●2)で、試合序盤の前半13分にペナルティーエリア内でファウルを犯し、レッドカードをもらい退場。先制点献上と1人少ない10人という状況を作り、相手に流れを与えてしまった。

 懸命にゴールを守りにいった結果であるとも言えるが、一夜明けた背番号2は「勝敗にかかわる大きなミスをしてしまったことに、本当に責任を感じている」。一発退場は3月21日のホーム・徳島戦(0●1)に続いて今季2度目だけに、反省ばかりが口をついた。

 ただ、下を向いてばかりはいられない。湯沢は「本当に迷惑をかけた。練習からチームにいい影響を与えられるようにしていきたい」。チーム状態が少しでも上向きになるように、最大限努力することを誓った。

 ルヴァン杯準々決勝・J1柏との第1戦(5日・中銀スタ)と第2戦(9日・三協F柏)があるため、約2週間リーグ戦からは離れる。上野展裕監督(53)は「柏戦でベストを尽くして(リーグの)勢いにつなげたい」と語った。J2で暫定15位と沈むチームの潮目を変えるためにも、カップ戦の白星を“薬”にする。(三須 慶太)

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