JFAがeスポーツの大会の主催に 田嶋会長は“相乗効果”を期待

スポーツ報知
全国都道府県対抗eスポーツ選手権の共同記者発表会に出席した日本サッカー協会の田嶋幸三会長(右)

 来年10月に開催される、いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会の文化プログラムとして行われる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」の主催に日本サッカー協会が名を連ねることになり4日、都内のJFAハウスで日本サッカー協会の田嶋幸三会長、日本eスポーツ連合の岡村秀樹会長、茨城県の大井川和彦知事が会見した。

 選手権の実施競技が人気サッカーゲームの「ウイニングイレブン 2019」(PS4)であることから日本サッカー協会が共催を快諾。競技は3人1組で行われ、オープンの部(年齢制限なし)、少年の部(高等学校などに在籍する者)がある。予選会は来年4~7月、本大会は同10月4、5、6日に茨城県内で開催される。田嶋会長は「プロのサッカー選手もかなりeスポーツはやっている。これを機にeスポーツの方もサッカーをやってくれれば。サッカーファミリーを増やすためeスポーツをやる方を取り組むことが不可欠。大きな効果があると期待してる」と語った。

 コンピューターゲームによる対戦をスポーツ競技として捉える「eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)」は世界の各地で大会が開催されるなど広がりを見せている。2日に閉幕したアジア大会では公開競技として実施され、サッカーゲーム「ウイニングイレブン」の決勝では日本(杉村直紀、相原翼)がイランを下して優勝した。

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