【神戸】イニエスタ、初キャプテンでアシストも逆転負け…最後は自ら交代サイン

スポーツ報知
前半6分、シュートを放つもG大阪・GK東口(右)に阻まれた神戸・イニエスタ

◆明治安田生命J1リーグ第26節 神戸1―2G大阪(15日・ノエスタ)

 神戸は元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が先制アシストを決めるも、G大阪に1―2で逆転負けした。

 日本で初めてキャプテンマークを託された信頼に、イニエスタが絶妙なアシストで応えた。前半35分。中盤でパスを受けるとFW古橋にスルーパス。古橋はDFを1人かわして左足でシュートし、G大阪の日本代表GK東口が触ってバーに当たったが、リバウンドがDFに当たりゴールへ。先制点を演出した。

 この日は主将の元ドイツ代表FWポドルスキ、副主将のDF渡部が出場停止。イニエスタは1日の札幌戦で足の負傷により途中交代し、全体練習への合流は13日とわずか2日間の練習だったが、吉田孝行監督(41)は「チームを引っ張ってほしかった」とゲームキャプテンに指命した。前半は柔らかいボールタッチで何度もチャンスに絡んだが、後半はコンディション不良からか失速。G大阪に2点を奪われると、自ら交代のサインを出し、同26分に途中交代。チームも敗れリーグ戦3連敗となり、8位まで下げた。目標とするACL圏内の3位以内に向け、厳しい状況に追い込まれた。(金川 誉)

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