【鹿島】クラブ初4強へ遠藤康「この90分で勝つつもりで」きょう準々決勝第2戦

スポーツ報知
17日、前日調整で汗を流した鹿島の選手たち

 ◆ACL準々決勝▽第2戦 天津権健―鹿島(18日・マカオ)

 クラブ初の4強入りを目指し、ホームでの第1戦を2―0で先勝した鹿島は18日、マカオで天津権健との第2戦を戦う。

 過密日程を考慮し、メンバーを入れ替えた中で白星を手にした14日の湘南戦(2〇1)からMFレオシルバ、FW鈴木優磨らが先発に復帰する見込み。鈴木は「受け身になったら必ずやられる。自分たちから積極的にやっていきたい」と意気込む。

 台風22号の影響もあり、会場の澳門運動場は芝の状態が不安定。AFC(アジア・サッカー連盟)が会場で予定されていた両チームの前日練習を取りやめる判断をしたほどだ。

 リスクをおかさず、安全第一でロングボールを前線に蹴りこむ場面も必要だが、第1戦でフィジカル任せの放り込みサッカーを展開した天津権健と同じ土俵に立つことは避けたい。DF内田篤人は「体格は向こうが上」と話し、「先に1点を取られたら相手は勢いに乗る」と警戒する。

 試合登録数よりも1人多い19人を遠征に帯同させており、ベンチ入りリストを含めた采配も重要。地上戦に強いMF小笠原満男や永木亮太、チームNO1の“追い回し力”を誇るFW金森健志、好調なFW土居聖真らの試合展開に合わせた起用のタイミングも勝負のカギを握る。MF遠藤康は「守るよりも、この90分で勝つつもりで。先にアウェーゴールを取れれば楽になる。普通にやれば負ける相手でもない」と意気込んだ。

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