【金沢】ホームで7戦ぶり勝った!垣田Vヘッドでチーム最多タイ8点目

スポーツ報知
サポーターの前で勝利の“カキダンス”を披露する金沢・垣田(中央)

◆明治安田生命Jリーグ J2第34節 金沢1―0山形(24日・石川県西部緑地公園陸上競技場)

 ツエーゲン金沢は、山形に1―0で完封勝利を収めた。4試合ぶりの白星で、3連敗中だったホームでは6月16日の栃木戦(2〇0)以来3か月、7試合ぶりの勝利となった。順位は16位から15位に浮上した。

 前半8分、1トップのFW垣田裕暉(21)がMF大橋尚志(21)のパスに反応。山形守備陣の裏に抜け出し、先制ヘッドをたたき込んだ。「オフサイドかな、と思った分、力が抜けましたね。とにかく勝てて良かった」。大橋とのJ1鹿島出身ラインによる得点が決勝点となり、試合後は勝利の“カキダンス”も披露した。

 今季11勝目だが、ホームはようやく3勝目。この日はスタンドに3783人が詰めかけ、チームカラーの赤に染めた金沢サポーターは大喜びだった。

 垣田はこれでFWマラニョン(25)と並んでチーム最多タイの8得点。残り8試合で目標の2桁ゴールまであと2に迫った。しかし後半、FW杉浦恭平(29)のスルーパスと、マラニョンの横パスから2度の決定機があったが、ゴールネットを揺らせなかった。「もっと冷静になって決めなきゃいけなかった。決めていれば2桁いっていたのに」と、ハットトリックを逃して反省しきりだった。

 次戦30日のホーム・岐阜戦(14時、石川西部)で今季2度目の連勝に貢献する。

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