【浦和】柴戸、荻原、橋岡が老人ホームで新人研修「笑顔からパワーもらいました」

スポーツ報知
老人介護の研修で、真剣に話を聞く浦和MF柴戸海

 J1浦和に今季入団したMF柴戸海(22)、DF橋岡大樹(19)、DF荻原拓也(18)の3人が27日、さいたま市内の老人ホーム「アンサンブル浦和」で新人研修の一環として介護体験研修を行った。

 3人はリハビリ設備やシングル利用している部屋などの施設を見学した後、足踏み運動などの体操を利用者と共に行い、懇談会では90代~60代の高齢者と積極的にコミュニケーションを取った。最後はリフティングなども披露し、和気あいあいの雰囲気で研修を終えた。

 小学校の時に老人ホームで授業をしたことがあるという柴戸は「その時を思い出し、どう接したらいいかを考えていました。最初、緊張しましたけど、皆さんお元気で笑顔からパワーをもらいました」と振り返った。荻原は「初めて経験しました。色んなサポートの仕方があると思いました。椅子の向きを少し変えるとか、小さい気配りも必要なんだなと感じました」と言う。橋岡は「初めて来て、おじいちゃん、おばあちゃんと楽しく話せました。楽しかったです。レッズのファンの方も多いと聞きましたので、僕たちのプレーで元気になってもらいたいです」と話していた。

 「アンサンブル浦和」の布川裕馬施設長は「元気はつらつにやっていただいたので、(利用者は)元気を頂いたんじゃないかなと思います」と3人の研修に感謝していた。

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