【町田】買収が明るみに出る中、試合に集中　相馬直樹監督「集中したトレーニングをしてくれた」

　ＩＴ大手「サイバーエージェント」（東京・渋谷）が保有株の過半数を取得し、経営権を取得することが明らかになったＪ２の町田は２８日、東京・町田市内で讃岐戦（３０日・ピカスタ）に向けた調整を行った。

　１試合消化が少ないながら、首位・松本と勝ち点３差につける町田。２７日にＪ２ライセンスの交付となり来季のＪ１参戦が見送られることが発表され、この日はサイバーエージェントによる買収の一件が明るみになるなどしたが、相馬直樹監督は「集中したトレーニングをしてくれた。チーム全体にエネルギーがある」と手応えを示した。

　讃岐は最下位の２２位に沈むが、Ｊ２残留という目標に向け「すごくまとまってくることは間違いない」と警戒。「１ゲーム１ゲーム、１プレー１プレーにどれだけ集中できるかが大事と選手たちには強調して話している。自分たちの形に持ち込めるようにしたい」と力を込めた。