【町田】サイバーエージェントによる買収、10・1正式発表の見通し…“かん口令”の厳戒態勢

スポーツ報知
町田イレブン

 IT大手「サイバーエージェント」(東京・渋谷)がJ2町田の経営権を取得することが、10月1日にも正式発表される見通しとなった。同日に会見を行い、クラブ保有株の過半数を取得し、2019年度から本格的にチーム運営に携わることなどが発表される見込み。サイバー側からは藤田晋社長(45)が登壇する。

 株式の売買に関するデリケートな案件のため、町田側には“かん口令”が敷かれた。「こちらからは何も話せません」とクラブ関係者。28日に東京・町田市内で行われた練習は、買収絡みの質問がNGとなり、広報立ち会いの元で囲み取材が行われる厳戒態勢に。相馬直樹監督(47)は「集中してトレーニングをしてくれた」と語り、讃岐戦(30日・ピカスタ)に神経を注ぐ構えを強調した。

 現在J1昇格圏内の2位だが、スタジアムの収容人数や練習施設の項目でJ1基準を満たせず、今季はJ1昇格ができない。売り上げ3713億円(連結、17年9月期)、営業利益307億円のサイバーエージェント社のバックアップを受け、2020年シーズンからJ1でプレーすることを目指す。

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