【富山】佐々木陽V弾で連敗ストップ ここから連勝だ!

スポーツ報知
前半26分に左足で先制ゴールを決めた富山FW佐々木陽(右)

◆明治安田生命J3リーグ第25節 YS横浜1―2富山(29日・Shonan BMWスタジアム平塚)

 カターレ富山はアウェーでYS横浜を2―1で下し、連敗を3でストップした。順位は暫定で14位のまま。前半26分にFW佐々木陽次(26)が左足で先制ゴールを決めると、同32分にはFW前嶋洋太(21)が右足で追加点。前半で挙げた2点のリードを守り抜いた。

 地元・神奈川で6月のホーム・YS横浜戦以来となる2点目を決めた前嶋は「なかなか決められず、チームに迷惑をかけていたので良かった」と笑顔。しかし逃げ切るのは簡単ではなかった。前半45分にMF差波優人(25)が、ラフプレーでレッドカードをもらい一発退場。数的不利となった後半14分には、審判のジャッジに対してアピールしていた安達亮監督(49)が退席処分となった。

 雨脚が強まる空と同様に荒れ模様の展開の中、後半20分に1点差に迫られたが、選手たちは最後まで体を張って勝利をつかんだ。今季3点目の佐々木陽は「(数的不利でも)受け身にならず、自分たちから仕掛けることを心掛けた。ここから連勝したい。自分も昨年の数字(6得点)を超えたい」と意気込んだ。今季も残り9試合。まずは次戦10月7日のホーム・相模原戦(午後2時、富山県総合運動公園)で、今季2度目の連勝を狙う。(竹内 竜也)

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