【仙台】また横浜Mに大敗で7位後退 シュミット「できるだけ踏ん張りたかったが…」

スポーツ報知
後半6分、ゴールを決めサポーターと喜ぶ横浜M・仲川〈19〉とピッチに倒れる仙台・シュミット(左)

◆明治安田生命J1リーグ第28節 横浜M5―2仙台(29日・ニッパツ)

 ベガルタ仙台はアウェーで横浜Mに2―5で敗れた。7月18日のホーム戦でも2―8と大敗を喫した相手に返り討ちにされ、順位は7位に後退。後半17分から途中出場のFWジャーメイン良(23)は同46分にPKを決め、横浜Mとの公式戦(カップ戦を含む)では4戦連続となるゴールを挙げた。

 マリノスが止められない。主導権を握られ、まずは前半21分、クリアミスからボールをつながれると、DF山中亮輔(25)にミドルシュートを決められ先制を許した。同23分に相手のオウンゴールを誘って同点に追いついたものの、同37分、FW仲川輝人(26)にドリブルでDF大岩一貴(29)が股下を抜かれ、GKシュミット・ダニエル(26)も一対一を止められず、勝ち越しを許して、1―2で前半を折り返した。

 後半6分にも仲川に手痛い追加点を許し、同32分と41分にはFWウーゴ・ビエイラ(30)に2得点されるなど計5失点。シュミットは「追いかける展開で、(前の意識が強くなり)後半のピンチも増えた。できるだけ踏ん張りたかったが…」と肩を落とした。

 後半46分にジャーメインがPKを獲得し、冷静に決めて一矢報いた。「もっと早い時間に得点を決めたかった」とルーキー。リーグ戦は残り6試合。目標のトップ5入りへ結果にこだわっていく。(小林 泰斗)

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