カズ取材にNYタイムズ記者が来日「51歳で現役を続けるモチベーションを知りたかった」

スポーツ報知
横浜Cを取材に訪れたニューヨーク・タイムズのロングマン記者

 ◆明治安田生命J2リーグ ▽第35節 横浜C2―3山口

 横浜C―山口の一戦に、米「ニューヨークタイムズ」紙の国際スポーツ部・ロングマン記者の姿があった。

 ロングマン氏は米国在住。主に米国外のスポーツを担当し、平昌五輪やロシアW杯を現地で取材したベテラン記者だ。今回の来日の目的の1つは、51歳で現役を続ける横浜CのFW三浦知良の取材。「51歳でなお現役を続けるモチベーションがどこにあるのか。そして日本の皆さんにとって、カズがどのような存在なのかを知るため」(ロングマン氏)の来日だった。

 残念ながらカズはベンチ入りしたが出場機会なし。チームも2―3で敗れたが、ロングマン氏はカズとブラジルでともにプレーした山口の霜田正浩監督や、横浜C監督のタバレス氏を取材。霜田氏が「彼は日本の全てのサッカー選手のお手本です」などと話した言葉をうなずきながらメモにまとめていた。

 監督会見終了後、タバレス監督から「日本へようこそ。ここはとても素晴らしく、過ごしやすい国ですよ」と話しかけられると、「本当にそう思います」とにこやかに応じ、談笑を楽しんだ。ロングマン氏は日本に10日間滞在予定。カズのほか、公務員ランナー川内優輝や日本のバスケットボール界の現状を取材し、帰国の途につくという。

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