【清水】松原、静岡ダービーはカードもらわない程度に「バチバチいきます」

スポーツ報知
磐田へのリベンジを誓った松原(右)

 J1清水エスパルスは7日にジュビロ磐田との静岡ダービー(午後3時・アイスタ)を迎える。2日は三保で練習を再開。昨年10月、ホームの磐田戦で退場し0―3の大敗を招いたDF松原后(22)が、リベンジへ並々ならぬ決意を明かした。

 全身から闘志をあふれさせていた。「カードをもらわない程度にバチバチいきます。アシストなり、突破なり、最後は自分で仕留めたい」。ミニゲームでもキレのある動きを見せ、状態の良さをアピールした。

 昨年は前半ロスタイムに磐田DF高橋を激高して突き飛ばし、一発退場。だが試合後はFW鄭大世ら多くの仲間が温かい言葉をかけてくれた。「自分が迷惑をかけたのに、助けてもらった」。恩返しはプレーでする構えだ。

 プロ入りからほぼ利き足の左一本で勝負してきたが、最近は右で持ち出す場面も。「相手も研究して縦を切ってくる。もう一回り成長しないと」と練習から意識して逆足も使っている。ここぞの場面で相手を惑わす“秘密兵器”を投入していく。

 リーグでのダービー白星なら5年ぶり。「絶対勝ちたい」。宿敵を退け、358日前本拠のピッチで味わった苦いを払拭する。(武藤 瑞基)

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