【仙台】板倉「連係で」6連敗中の浦和倒す

スポーツ報知
真剣な表情でウォーミングアップをする椎橋(右)と板倉

 J1ベガルタ仙台は6日、ホーム・浦和戦(7日13時5分、ユアスタ)に向けて、非公開練習(冒頭15分のみ報道陣に公開)で最終調整。3バックの左で先発が濃厚なU―21日本代表DF板倉滉(21)が、磨いてきた攻撃連係をピッチで表現する。

 ここ3試合、仙台の得点はオウンゴールとPKのみと、攻撃が低調気味。ドリブル、パスも得意な板倉は、今週の練習で、前線とのコンビネーションに力を入れてきた。FWの選手たちと入念に連係を確認し、「前の選手と合ってくるシーンは増えている。試合でできないと意味がないので、連係で点数を取れるところを見せたい」と意気込んだ。

 今季18試合に出場し、仙台と世代別代表で主力を担う充実したプロ4年目を送っている。4月7日のアウェー・浦和戦(0●1)は負傷離脱していたこともあり、今季初めて浦和と対戦する。「相手はうまい選手が多い、気を抜けない」と気持ちを高めていた。

 浦和とは直近のリーグ戦で6連敗中だが、ユアスタでは今季4連勝中の地の利を生かす。チケットは完売間近(6日現在)で、サポーターの大声援も力に変え、2010年以来のホーム5連勝を狙う。背番号6は「ホームで勝つことほど気持ち良いことはない」と闘志。最終ラインから攻撃を活性化させ、勝利をつかみとる。(小林 泰斗)

サッカー

×