【仙台】ジャーメイン“阿部超えボディー”で得点量産狙う

スポーツ報知
ドリブルでボールを運ぶジャーメイン(左)(右はハーフナー)

 J1ベガルタ仙台は20日のホーム鳥栖戦(14時、ユアスタ)に向けて、16日、仙台市・紫山サッカー場で約1時間半の練習を行った。シーズンを通して筋力強化中のFWジャーメイン良(23)は、ドリブル技術の高さと攻守で力強いプレーを見せる主力FW阿部拓馬(30)超えを目標に体を鍛えている。

 今季、公式戦で5得点(リーグ戦2得点)の快足ルーキー。この日の実戦練習では、瞬発力を生かし一気にゴールに迫り、豪快なシュートを決めた。182センチ、75キロとまだまだ体の線は細いが、持ち味の脚力を生かす体幹の優れた体作りを課題に、トレーニングを重ねる。最近はプレー中も当たり負けしない場面が目立ってきたジャーメインは「2年後、阿部さんをふっとばすのが目標」偉大な先輩の名前をあげた。

 171センチ、73キロとがっちりボディーの阿部については、「倒れないし、めちゃめちゃうまい。守備もできる。積極的に話を聞きに行っています」と意識。鍛えあげた体と自慢のスピードを掛け合わせ、高みを目指す。(小林 泰斗)

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