【山形】昇格PO圏内遠のく…後半52分痛恨の失点でドロー

スポーツ報知
手痛い引き分けに落ち込む栗山(右端)ら山形イレブン

◆明治安田生命J2リーグ第38節 山形2―2福岡(21日・NDスタ)

 山形(10位)はホームで福岡(5位)に2―2で引き分け。J1昇格プレーオフ圏内6位入りが難しくなった。2点目を挙げたDF栗山直樹(27)は「(2失点目は)目の前でやられたので、何とかしたかった」と肩を落とした。

 試合終了の笛が鳴り、イレブンは崩れ落ちた。前半9分にFWブルーノロペス(32)が頭で先制するも、同15分に失点。それでも、栗山が同47分にセットプレーの混戦の中、左足でゴール中央に2点目を押し込んだが、終了間際の後半52分に被弾し、勝利を目前で逃した。栗山は「後半35分すぎてからの失点が多い。今年中に克服しないといけない」と唇をかんだ。

 24日の天皇杯・準々決勝では、昨年J1王者の川崎とホームで対戦する。栗山は「(川崎は)日本一強いチーム。相手を恐れずにしっかり準備したい」。気持ちを切り替えて、最強の敵に挑む。

(海老田 悦秀)

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