【山形】安西“因縁”水戸に借り返す

スポーツ報知
ドリブルで体をならす山形・安西

 J2モンテディオ山形は26日、ホーム・水戸戦(28日午後2時)に向け、山形・天童市内で調整した。

 24日の天皇杯準々決勝では、昨季のJ1王者で今季もリーグ戦で首位を走る川崎を3―2で撃破。チームの雰囲気は良く、MF安西海斗(20)もランニングなど軽めのメニューを消化。フル出場した川崎戦では精度抜群のFKで2得点目をアシストするなど勝利に貢献した背番号20は「自分たちのサッカーで勝つことができた。この勢いで、リーグ戦残り4試合に全部勝ちたい」と言葉に力を込めた。

 水戸は、今季開幕戦で0―3と苦杯をなめさせられた相手。プロとして初めてリーグ開幕戦に先発した安西にとっては、忘れられない試合になった。「ああいう結果になって悔しい思いをした。ホームでは快勝したい」。山形の“司令塔”がチームをリーグ戦8試合ぶりの勝利に導く。(海老田 悦秀)

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