【湘南】エース不在も“史上最少”の16人で21得点…総合力でたどり着いたルヴァン杯王者

スポーツ報知
初タイトルを獲得し喜びを爆発させる湘南ベルマーレの選手とスタッフ

◆ルヴァン杯決勝 湘南1―0横浜M(27日、埼玉スタジアム)

 史上13チーム目のルヴァン杯王者に湘南が立った。決してスーパーな選手はいない。それは今大会のデータを見てもわかる。

 今大会の湘南の得点者は梅崎(4点)、野田、金子(2点)、高山、斉藤、アンドレバイア、表原、端戸、鈴木、岡本、松田、山崎、菊地、石川、坂、杉岡(1点)

 16人で21点を奪っている。総得点を得点選手数で割ると1・31(小数点以下第3位を四捨五入)で、過去のJリーグカップ戦王者の中で最も数値が低い。1に近いほど1人に依存しないで多くの選手が点を奪い、総合力で勝ったデータとも言える。今大会までは1999年に12人で17得点を奪い頂点に立った柏が1・42で最も低かった。

 数値が低い順番(オウンゴールは人数に数えず)には

 (1)1・31 湘南(2018年=16人で21得点)

 (2)1・42 柏(1999年=12人で17得点)

 (3)1・50 鹿島(2011年=4人で6得点)

 (4)1・56 鹿島(2002年=9人で14得点)

 (5)1・57 磐田(2010年=14人で22得点)

 逆に数値が高い順番(オウンゴールは人数に数えず)では

 (1)3・33 清水(1996年=9人で30得点)

 (2)3・30 鹿島(1997年=10人で33得点)

 (3)2・78 千葉(2006年=9人で25得点)

 (4)2・67 千葉(2005年=9人で24得点)

 (5)2・57 浦和(2003年=7人で18得点)

 1996年の清水はオリバが9、長谷川が7、永井が5、沢登が3、大榎が2、マッサーロ、森岡、伊東、サントスが1。攻撃的な選手がゴールを量産し頂点に導いた。

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