【横浜M】ポステコグルー監督「球際で、ほぼ負けていた」

スポーツ報知
ルヴァン杯決勝で湘南に敗れ準優勝に終わった横浜Mイレブン(カメラ・池内 雅彦)

◆JリーグYBCルヴァン杯決勝 湘南1―0横浜M(27日、埼玉スタジアム)

 横浜Mは序盤から湘南の圧力を受け、チーム全体で浮足立ったプレーが目立った。アンジェ・ポステコグルー監督(53)は「球際で、ほぼ負けていた」。今季新たに確立したポゼッションスタイルは完全に封じられた。

 仕切り直した後半はボールを握る時間が増えたが、ゴールは遠かった。左肘骨折が完治しない中で途中出場したFW伊藤は「相手は決勝で普段のサッカーができて、自分たちは出せなかった。まだ甘いことを再確認させられた」と語った。今大会を初制覇した2001年から17年。偶然にも同じ日に決勝を迎えたが、再現はならなかった。今季は「堅守」から「超攻撃的」スタイルにかじを切った。リーグでは中位に低迷するだけに、タイトルという答えが欲しかった。

サッカー

×