【山形】J1昇格の可能性消滅 山田主将「力不足だった」

スポーツ報知
J1昇格の可能性が絶たれ、落胆するイレブン

◆明治安田生命J2リーグ第39節 山形0―1水戸(28日・NDスタ)

 モンテディオ山形はホームで水戸に0―1と惜敗。残り3戦全勝でも勝ち点は61止まりで、J1参入プレーオフ出場圏内の6位・福岡(勝ち点66)を上回れないため、今季の、J1昇格の可能性が消滅した。

 試合終了と共に会場は失意に包まれた。前半39分に水戸FW岸本の突破を許して失点し、相手の勢いに押し切られた。木山隆之監督(46)は「現場の責任者として申し訳ない。(試合は)いい部分を見つけるのが難しい」と肩を落とした。

 それでも、天皇杯準々決勝(24日)では、昨季のJ1王者で今季もリーグ戦首位の川崎を3―2で破り、クラブ史上初のタイトル獲得の可能性を残している。DF山田拓巳主将(28)は「力不足だった。サポーターが満足するプレーをしないといけない。引き締めてやっていきたい」と前を向いた。

(海老田 悦秀)

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