【C大阪】不運な失点で黒星…とっさの判断ミスにGK金鎮鉉「申し訳ない」

スポーツ報知
鹿島に競り負けたC大阪の選手たち

◆明治安田生命J1リーグ第31節 鹿島1―0C大阪(31日・カシマスタジアム)

 大胆なターンオーバーを敷いてきた相手に対し、敵地で完封負けを喫した。後半7分に左CKから、鹿島DF小田のヘッドを韓国代表GK金鎮鉉が「またコーナーを与えてしまうのが嫌だったので、普通ははじくところを無理してキャッチにいった」とジャンプしてボールを取りにいったが取れず。こぼしたボールを地面に落とすことなく取ったが、結果的にゴールラインを割ってしまっていて、不運な形で1点を失った。

 試合後は「まずチームメートとサポーターに申し訳ないなと思います。大事な試合で結果を持ってこられなかった。責任を感じるし後悔しています」と一瞬の判断ミスを悔やんだ。その後は鹿島の猛攻を食い止めたが、ACL出場圏が遠のく敗戦に表情は暗かった。そんな守護神をFW柿谷は「前線で1点を取れなかったのは僕らの責任。攻撃の形をつくれればもっともっと良いゲームになる」とかばった。

 昨季は2冠を達成したチームが、3位と勝ち点5差の暫定7位。残るは4試合。今季限りの退団が決定的になっている尹晶煥監督(45)は「全部自分の責任。もう少し選手に声をかけながらやれば良かった。それをやるつもりでやったけど、足りなかった」と後悔を口にしたが「残り4試合は有終の美を飾れるように、最善を尽くしていきたい」と最後は力を込めた。

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