【金沢】柳下監督、4戦ぶり白星へ「チャンスある」4日大宮戦

スポーツ報知
大宮戦に向けた練習中にジェスチャーを交えて指導する金沢・柳下監督

 J2ツエーゲン金沢は1日、次戦4日のホーム・大宮戦(13時、石川西部)に向け、金沢市内で約1時間半の全体練習を行った。

 チームは現在、3戦勝ちなし(2分け1敗)で勝ち点51の15位。対する大宮は同64の7位で、J1参入プレーオフ出場圏の6位・福岡との勝ち点差は2。今季残り3試合で、1年でのJ1復帰へ、なんとか金沢から勝ち点3を奪いたいところだ。

 金沢の柳下正明監督(58)は、「十分いいゲームができると思うし、勝つチャンスはあると思う」と自信を見せた。大宮については「アタッカー陣の破壊力、得点力はJ1でも十分に通用する」と警戒。現在J2トップ23得点のFW大前元紀(28)をはじめ、199センチの長身FWシモビッチ(27)、圧倒的なスピードを誇るMFマテウス(24)らに対する守備をポイントに挙げた。

 2年目の指揮を執る今季は「選手たちが成長している。攻撃も守備も、相手がどこであろうと、トレーニングしてきたことが出せるようになった。完全に崩されての失点は少なくなったし、攻撃もカウンター、サイドから、中央からといろんな形でチャンスを作れている」と手応え。既に勝ち点は昨季の49を上回る51。残る大宮、大分、水戸戦を3連勝で締めれば、クラブが目標としている勝ち点60にも到達する。

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