【山形】MF小林、9戦ぶり白星へ「勝利につながるゴールを挙げる」

スポーツ報知
シュート練習でアクロバチックなプレーを見せた小林

 J2モンテディオ山形のMF小林成豪(24)がリーグ9戦ぶりの白星へ闘志を燃やす。4日の敵地・岐阜戦に向けて1日は、山形・天童市内で調整。練習後「勝利につながるゴールを挙げる」と意気込んだ。

 シュート練習で、勢いよくネットを何度も揺らした。昨季J1神戸ではわずか1得点、決定率7・7%も、今季はチーム最多のリーグ戦12得点、決定率も19・7%と急上昇。木山隆之監督(46)は「(得点力向上は)90分間戦える体力とメンタルがついたから」と評価する。1月の静岡キャンプでの1000メートル×6本の走り込みに、終始苦しい表情を浮かべていたが、今では「しんどい時に走りきる体力がついた」と小林。進化を止めるつもりはない。

 前節水戸戦は出場停止でスタンド観戦。チームは敗戦(28日、0●1)し、J1昇格は逃した。それでも「残り3試合は負けられない。全力で戦う」。総力戦で、勝ち点3を奪う。(海老田 悦秀)

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